CT90レストア記

其の拾弐(CT90レストア記改めCT110購入記?)

1999年4月10日「またCT110入手」

昨年末に続いてまたCT110を入手した。埼玉県行田市の小山さんからCT110の部品取り車を譲っていただいたのだ。今回のCT110も国内仕様。小山さんもCT110をお持ちで部品取りに使用した後のモノ。レストア作業に役立つだろうと思っていたのだが....

4月25日「またまたCT110入手」

何とまたCT110を入手してしまった。これで3台目(^_^; 小山さんからCT110の部品取り車を譲っていただいた数日後、CTとMDで有名なDamoiさんのサイト「球根栽培法」の掲示板にCT110の郵便配達仕様とCT200を売りたいという投稿があったため数分間悩んだ後、買いますと手を上げてしまったのです。諏訪さんお世話になりました。

結局、オーナーさんのご都合でCT110だけを譲ってもらう事になったのですが、このCT110はオーストラリアの郵便配達仕様車。CT110シリーズで唯一の12V電装の車両です。走行距離も6500キロ程度でボロ専門のわたしにとっては新車同様。ウチのヨメ用という大義名分?で入手したので少なくとも一度はこれでヨメとツーリングに行かねば。

6月某日「CT90で出社」

なぜか思い立ちCT90で会社に行く事にした。CT90は低回転時にアクセルを開けるとちょっともたつく事と、始動時にプラグがカブりやすい事、それにオイル上がりで煙を吐く事以外は好調。←これだけ不具合があったら普通は好調って言わないか?

家から会社まで10キロほどの距離なので特に心配することもない…と思っていたら途中でキャブのつきが悪くなってきた。ダマシダマシ走っていたが会社まであと300メートルほどの路上でついにエンジン停止。会社に着いて「今日はカブに乗って来た」と言ったら「乗ってきたんじゃなくて押してきたんでしょ」と言われてしまった。しっかり見られていた様だ。その日は直すのが面倒だったので会社にCT90を置いて帰宅。結局そのまま会社に放置中(8月10日現在)

7月4日「CT110カスタム=没個性化?」

入手したCT110を早速自分の好みの仕様にするため手を入れた。真っ先に行なったのはスピードメーターの交換。わたしのCT110(オーストラリア郵便配達仕様)のスピードメーターはCT110本来のヘッドライトケース内蔵でなく、昔のオフ車の様な丸型のメーターがハンドルステムの上に付けられている。これをノーマルのCT110のメーターに交換したのだ。メーターは部品取り車の物を使用。ところがメーターを交換したらこれにヘッドライトの後部が干渉してライト付かなくなってしまった。比較すると両者ではヘッドライトの厚みが異なっている。そのためヘッドライト一式も国内版の物を発注する羽目になった。ついでにバルブも高輝度タイプに交換。12Vだといろいろと選択できて助かる。なお、メーターの交換にはハイビームのソケットの寸法も異なっていたため強引な方法も使った。

あわせてフロントキャリヤも付いていないので新品を入手し装着。郵便配達使用は別に大型のフロントキャリヤを装着する用になっているのでこれも付いていなかったのだ。スピードメーターの交換とフロントキャリヤの装着で普通のCT110とほとんど見分けが付かなくなってしまった。あと、外見で違う箇所といえばテールランプが一寸小さい事くらいである。

これで外観はとりあえずひと段落であるが、その他にひとつ気になっていることがある。ギア比が低すぎるのだ。そのため出足は良いのだが60キロ程度での巡航時エンジンの回転が高すぎて気持ち良くない。調べてみると国内販売のCT110とは大幅に2次減速比が異なることが判明。国内版が00T:00T=0.00であるのに対し00T:00T=0.00だったのだ。2割ほど低いことになる。つまり、国内版が4千回転で走っているとき、5千回転も回っているのだ。早速スプロケットの交換を検討、しかしリアのスプロケットは国内版と取り付けの方法が異なるため互換性がない。また、CT110のチェーンはC50やC90のサイズ(420)でなく428なのでスプロケットも厚さが異なるのだ。そこで90ccの郵政カブ(MD90)の部品が使えることを見つけ出し早速それを入手した。入手したスプロケはフロントが国内版CT110の00Tでリアが00T特にリアは国内版よりも小さいためより高速仕様となる。

とりあえずリアのみを交換。歯数が大きく変ったためチェーンを2コマカット。これで横浜まで往復。結果はギア比が高すぎ加速不良、4速ではトルク不足でスピードが乗らず、最高速が3速で出る様なフィーリングであった。次はフロント側のスプロケも交換してみる事にしよう。

8月3日「フロントスプロケ交換」

と云う事でフロント側のスプロケを交換。フィーリングはなかなか良い。これで一応町乗りには不自由ない仕様となった…しかしこれが最後の乗車となりそう。じつはCT110を知り合いに譲る事にしたのだ。手放す理由は置く場所の不足、置き場所の有料化である。これさえクリアできればといろいろ検討したが良い方法が見つからなかった。実家の納屋に押し込んでおくことも考えたがCT110は置いておくバイクではない。その晩、知り合いの大橋君が試乗、翌朝購入を決めた旨のメールが入っていた。打合わせの後、こちらの都合でCTはわたしが大橋君の家に届ける事となる。

8月8日「約束反故失敗、そして再びCT90へ」

CT110を大橋君に届けるため朝8時半に家を出た。良く晴れた朝だ。休日の比較的空いた道を走り出した途端に譲った事を後悔。とても気持ち良いのだ。道往き、どうしたら売らずに済むか、売らなかった場合はどこ置くようにしようかと考えてばかりいた。彼が少しでも購入を躊躇する気持ちがあったらそのまま乗って帰ろうと思いつつ到着。しかし、彼の意志は堅く楽しみに待っていてくれたためこうした目論見は外れてしまった。せめてものとの思いで「飽きたら僕が買い戻すから」と約束。こうしてCT110は私の手を離れていった。

帰りの電車の中でCT110の楽しさを思い出しつつ自分のCT90にCT110のエンジンを載せて足回りもチューニングし、より気持ち良くツーリングに行けるCT90を仕立てる事を決意。CT90はレストアから次のフェーズ、改造に向かって行く事になった。

2001年3月1日「現況、体はひとつでバイクが10台では・・・」

CT90はその後何の改造もなされていませんしほとんど乗っていません。次々とカブやエンジンを入手したりエコランのマシン製作の時間を取られているためです。今冬は昨年入手したCM90の掃除と整備に加えて年始早々入手した2つ星のC100エンジンの掃除等をしていました。CT90の方は載せ替え用のCT110のエンジンやマニュアルクラッチへの改造用のCL90のパーツ等が揃っているので後はC200のFr.ウインカーとクラッチケーブル程度を入手するのみ、これらの部品の情報がありましたら是非お願いします。

・以上、知ったかぶりして書いてはいますが誤り等がありましたらご指摘くださいませ。その他、ご意見や情報等もお待ちしています。 ©スギヤマカツヒサ

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