CT90レストア記

其の弐

12月14日

きょうは神奈川県大磯町での部品交換会。探しているCT90の部品の事は頭にあるのだけど、いざとなると色々なモノに目が行ってしまう移り気なわたし。ただし今回はCS90のパーツリスト(コピー)とキーシリンダーを入手。他にもCS90のエンジンがあったけど3万円...ガマン。

ここではアメリカからバイクを輸入しているヒトが出店していて、まだ日本には届いていないバイクを写真で紹介、販売してました。その中にはCT200が。ボクのCT90の前の型でエンジンがOHVのヤツです。価格は28万円、彼の地では1000ドルもしないんだろうな。

家に帰ってキーシリンダーとキーは入手したけれどハンドルロックの事を忘れていた事に気付く。ハンドルロック付きのセットを買い直さねば。

1月3日

昨年末はもらったC70のエンジンが掛かるようにいじっていてCT90とはご無沙汰だったので、ひさしぶりにCT90にさわる。

CT90は相変わらずエンジンが掛からないまま。さて、どうしたものかと考えるがこの際だからじっくりやろうとエンジンを降ろす事にする。

エンジンを降ろしながら気がついたが、フレームとエンジンマウントボルトとの接触面を見るとどうやらこのCT90はエンジンを降ろすのは今回が初めてのよう。降ろしたエンジンは灯油で泥を落とす。

ただしエンジンを降ろさなくては回せないネジを除いて、左右のクランクケースカバーやクランクケース本体を留めてあるネジには結構いじった跡がある。内部も相当いじり倒してあるのかと不安だ。

ところが、クラッチ側のカバーを恐る恐る外すと意外なほど内部はきれい。クランクケースの底にもスラッジはわずかしか溜まっていない。ギア類の当たり面を見てもきれいなものだ。ただし、クラッチアウターの一部にクラッシュの跡が残っている。内部のパーツか外部から入った何かが中で暴れたのだろう。いずれにせよ機能には影響なさそうだ。

このエンジン内部の状態を見てからオドメーター示す距離は正しいのではないかと思う様になった。現在のところエンジンが掛からない原因は不確かだが、一度エンジン内で異物がクラッシュ。その後、電装系のトラブルか何でエンジンが掛からなくなりあれこれいじっている内に諦めて放ったらかしにされていたのではないだろうか。というのが私の想像。

いずれにせよエンジンを降ろしてきれいにしたのでいじりやすくなった。後で郵政カブ(MD90)とCS90のパーツリストから使えそうなガスケット類を探して注文しよう。

一緒に外したキャブの内部は固着しフロートバルブも動かない状態だったのでキャブクリーナーを使って掃除。真鍮製のフロートバルブは片側がチャポチャポ言う。フロートに穴が空いてガソリンが中に入っているのだ。これは半田コテで直せるだろう。

話はそれるけど私はキャブクリーナーなるケミカルを最近まで使ったことはありませんでした。ガソリンと真鍮ブラシでシコシコこするのと大差ないだろうと思っていたからです。1本千1,500円位するから敬遠していたのですが、使ってみたらとても簡単にきれいになるので驚きました。今までの苦労は何だったのだ。これオススメです。(今回はホンダの製品を使用)

ところでエンジンが掛からないのは何故なのだろう。プラグに火花が飛んでいないから点火系の問題なのははっきりしているのだけど、発電系かポイントか点火コイルまたは配線のいずれかなんだとは思うが・・・わたし、点検の仕方なんか知らないもんね。このあたりは素人の弱いところ。とりあえず今度、配線の断線だけでもチェックしてみよっと。(まさかバッテリー点火なんて事は無いよね!?)

1月11日

大磯の部品交換会に行きCL90のエンジンを購入。CL90が1台丸ごと売りに出ていたのだが交渉しエンジンのみ売ってもらう。丸ごと買っても車に乗らないからね。工具持参だったのでその場でエンジンを降ろす。「これでスペアエンジンが手に入ったゾ。CT90オリジナルのエンジンよりもマニュアルクラッチだから街乗りには良いかも。そのまま載せられるから簡単だし・・・」などと思いつつ後でショックを受けることになる。

自宅に戻り、早速お掃除からはじめる。いつもそうだが古いエンジンはさすがにキタネー!こびり着いたオイルと泥の固まりをドライバーで突ついたり灯油とブラシでこすったりとメンドーだがきれいな地肌が出てくるとうれしいものだ。

ある程度きれいになったところで以前に降ろしてあったCT90のエンジンと見比べると・・・エエッ!何とエンジンマウントのボルト穴の数が違う!それに穴の位置も。CL90のエンジンを降ろすときエンジンマウントボルトの数が3本だったので、何か違う様だとちょっと気にはなったのだが、まさか同じ系統のエンジンで数や位置が違うとは。これでこのエンジンも街乗り用エンジンから部品取り用エンジンに格下げだ。トホホ

マウントの数も位置も違うエンジン

あと、エンジンと一緒に手に入れたキャブレターは結構程度が良さそうでホッとしたのもつかの間、フロート室のドレインスクリューが固着していたので力一杯ゆるめたらスクリューが割れた。あーあ、また仕事が増えた。

左右のカバー類のネジを緩めておこうとしたしたが、1本だけナメてしまい断念。会社でやろっと。

・以上、知ったかぶりして書いてはいますが誤り等がありましたらご指摘くださいませ。その他、ご意見や情報等もお待ちしています。 ©スギヤマカツヒサ

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