カブ徒然 chap.6

「甦ったハンドグリップ」

1958年、誕生当時のスーパーカブにはセンタースタンドを掛ける際、車体を持ち上げるための手掛かりとしてシート下にハンドグリップ(取っ手)が装備されていた。しかしこの取っ手はリアキャリアの端の鉄板を丸めて手を掛けやすい形状にした事により程なく廃止された。


Photo:初期型カブのハンドグリップ
初期型カブのハンドグリップ

その後はリアキャリアがパイプ製になったこともありハンドグリップは忘れ去られたが、C100登場から40年近く経った1995年、オプションパーツとしてではあるが「カブラ」が発売され、そのカブラには初期のC100に装備されていたあの「ハンドグリップ」が用意された。


Photo:カブラのサイドグリップ
カブラのサイドグリップ

これはカブラ仕様としてリアキャリアを外すと、センタースタンドを掛ける際の手掛かりが無いために復活した装備。カブラ乗りがホンダのコレクションホールに行った際は、初期型のC100を確認すべし。

なお、こうしたセンタースタンドを掛けるための取っ手は現在のBMWにも見られる。また、郵政カブのキャリアは、より持ち上げ易さを追求した形状に進化している。


Photo:郵政カブのキャリア
郵政カブのキャリア

以上、好き勝手に書かせていただいておりますが、誤り等がございましたらご指摘ください。あわせてご意見や情報等もお待ちしています。 Status: 1998-1-28作成 ©スギヤマカツヒサ