新聞配達用のカブといえば1988年発売のプレスカブ。その大きな荷台と前カゴによる実用性の高さから、現在では新聞配達のはもとより一般ユーザーからの支持も得ている。ただし、新聞配達専用車種としてはプレスカブの発売に先立つ1985年にヤマハからニュースメイトが発売されていた...........と思っていた。
ところがである。ホンダはヤマハのニュースメイトよりも以前に、後のプレスカブにつながる試行を行っていた事が確認できた。郵便配達専用車種の郵政カブが造られた1971年よりもさらに以前にである。
それは1969年頃に発表されたカブの職業(プロ)シリーズ。使用される用途により各種のバリエーションがあった。
ラインナップは新聞配達用ニュースカブ、大工さん用カーペンターカブ、銀行員&セールスマン用オフィスカブ、通勤・通学用スクールカブ、花屋用フラワーカブの計5種類だ。
ベース車はC50とC70。これに各仕様ごと特製キャリヤやボックスなどの装備を付けて販売されたようだ。
ニュースカブ
新聞配達用。大型リヤボックスと左右リヤサイドキャリヤ、それに合わせた左右リヤバッグを装備し、300軒分の新聞が積めるとうたっている。価格は+13,000円
カーペンターカブ
工事屋さん用との事だが、広告の写真は半纏を羽織った大工さん。道具箱が積める様、コンビネーションキャリヤが左右に装備されている。+4,200円
オフィスカブ
現行の銀行員仕様とほぼ同様リヤキャリヤにボックスを装備。併せてレッグシールド部には集金バッグ用?センターキャリヤが付けられている。+4,200円
スクールカブ
手提げ(学生カバン)用サイドキャリヤとレッグシールド部にセンターバッグを装備。併せてシートカバーも装着。+4,200円。
フラワーカブ
花束専用!お洒落すぎっ!キャリヤがレッグシールドの左右内側とリヤの左右に4つ装備されている。+6,700円。