こうした中、車体番号から生産年の特定が可能というカブマニアにとって待望の資料が発表された。それは三樹書房の『ホンダスーパーカブ』。本書は4年前に出版され長らく品切れていたのだが、先ごろ増補改訂版となって発売されたもので、今回の増補改訂によりOHCエンジンに移行した1966年からの仕様の変遷や、年代別のカタログ等がカラーで収録され30ページほど増頁となっている。三樹書房の『ホンダスーパーカブ』
その巻末に、スーパーカブの変遷と題してフレーム番号と生産年のクロスリファレンスが載っているのだ。これでちょっと旧いカブのオーナーが、自分のカブがいつ頃のモノなのかを簡単に調べることができる。このチャートはバイクの歴史に詳しいジャーナリストの小関和夫氏の作であり、ホンダの協力があったにせよこれだけ資料をまとめあげるにはさぞ大変だったろう。
本書にはその他にも海外生産や郵政カブについても書かれているので、カブを趣味とするすべての人にお薦めできる一冊だ。当然ながら私も一冊購入したが、初版が出た当時はこうした増補改訂版が出るとは思わなかったので、初版を3冊も買っちゃったんだよね。これで4冊目(苦笑)